弾けると上手いは別

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2021.07.28

弾ける≠上手い

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「弾ける≠上手い」です。

今回のテーマは生徒のみなさんの半数以上が勘違いしている項目かと思います。

おそらくこれを読んでいる方の中にも間違った捉え方をしている方は多いと思います。

もし間違った捉え方をしているのであれば見直すと練習の仕方を効率の良い方法に替えれるかもしれません。

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生徒さんからよく聞かれる質問に「先生、(この曲、このフレーズ)弾けるようになりますか?」というものがあります。
「弾けるようになる」という状態には「上手」や「下手」は含まれません。あえて言えば「なんとか弾けている」も「かろうじて弾けている」も「弾けている」には違いがありません。

「弾ける」は「上手い」のずいぶん前の段階です。
「弾ける」ようになった後、練習を重ねて徐々に精度を上げ、それがある一定のラインを超えたときに「上手い」といわれる段階になります。

この「弾ける」という状態を目指すのと「上手い」という状態を目指すのでは難易度が「天と地」ほど違ってきます。

例えば1音を「ポーン」と鳴らすのは誰でも出来ますがそこに「上手い」と言わせるだけの何かを持たせるには何年もかかるでしょう。
僕の中ではこの「弾ける」と「上手い」の「すみわけ」を以下のようにしています。

・反復練習のみでいけるのは「弾けている状態」
・反復練習に意味を持たせてより高い集中力と執着心をもって練習した果てに手に入れられるものが「上手いと言える状態」

ここから学ぶものとしては自分が「弾けるようになりたい」のか「上手くなりたいのか」です。

「弾けるようにもなりたいし、上手くもなりたい」と考えてはいけません。
「弾ければとりあえずいい」のか「弾けるだけでは満足しない」かで考えてもらうと良いと思います。

「弾ければとりあえずいい」と考えている方は簡単です。ゆっくりから反復練習して段々速くしていくことになります。

「弾けるだけでは満足しない」と考えている方は自分の練習を見つめながら集中して練習する必要があるためながら練習などではなく、きちんと練習の時間をとることが求められるでしょう。

「弾ければとりあえずいい」と考えている方はきちんと考えながら練習を進めて下さい。

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